あとがき

長らくのお付き合い、ありがとうございました。
神将抄録、これにて完結です。

「上野〜」とはうって変わって仏教色の濃いものとなりました。……ま、それは
仕方ないですね。十二夜叉神将がそもそも仏教のものですから……(^^;)

2006年2月から連載を開始しているのですが、その間何ヶ月も空いたりして……
いつまでもだらだらと連載を抱えているのもどうかと思い、ちょっと本腰入れて
投稿小説を書こうと決めまして、今回、クライマックスは怒涛の進撃でした。

いろいろと調べていくうちにあれやこれやと楽しい発見もあり、自分にとっては
とても勉強させてもらった作品でもあります。
皆様の心にも、何かひとつでも残せたなら幸いです。


最後に、「アースダイバー」中沢新一著　講談社　について。
借りて読んだものですが（いつかちゃんと買わねば）、たいへん面白かったです。
範囲は東京だけなのですが、独自に作られた地図がついてまして、縄文期（だったか）に
岬だった場所にホントに神社やお寺が建ってるんですねえ……
いつか地図片手に東京を探険しようと画策中です。
他にも、「酉の市」の起源とか……なかなか興味深い本でしたので、ご興味があれば
読んでみてください＾＾

それでは、再見。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2008.1.5　直江和葉